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2014年度事業報告

2014年度 特定非営利活動法人さがみはら市民会議 事業報告

第1 総括

2014年度は、サポートセンターの運営再受託5期目の初年度の年であった。センターの運営の実務的なことについては、引き続き,事務局長を中心にスタッフの創意工夫が発揮されて、問題もなく運営ができたと自負している。
ただし,市民会議の自主事業が低調であったので,今後,独自の事業を模索実施することが必要と思われる。

第2 事業報告
特定非営利活動に係る事業

1 NPOへのマネージメント研修・講習活動
本年度は該当事業なし

2 各分野のNPO活動の連携をめざした交流活動

1)定例会の開催
本年は実施しなかった。

2)相模原・町田大学地域コンソーシアム
組織が法人化され,当法人も法人会員として活動に参加した。

3 NPOに関する分野を横断した政策提言活動

1)地域ポータルサイトの構築
2010年度に立ち上げたプロジェクトの第5年度目を遂行した。民間3団体と相模原市との協働事業として「相模原市コミュニティサイト運営プロジェクト」を実施してきた。
主な事業成果は下記の通りであった。

① ポータルサイトのコンテンツの充実
初年度に出来上がった構成の詳細にわたって、内容の充実を図った。現在のサイトには以下の内容が含まれている。
・団体ホームページ(77件)
・コミュニティサイト(各種自由なコミュニティが構築できるようになっており、現在36件のコミュニティが作られているが、活発な状況ではない。
・日記コーナー
・みんなの掲示板
・相模原市からのお知らせ(転載)
・関連リンク集
・市関連のブログの掲載……中央区フォトニュース、中央区交通安全・防犯実施レポート(中央区分は新規対応)、中学校給食、博物館職員ブログ
・自治会かいらんばんの掲載……地域情報誌のネット版のバナーリンクをポータルサイトに設置している。
・市民カメラマン、いきいきシニア応援サイト、家庭ゴミ分別サイト、さがみはらシティセールス、いい~さがみはらなどのバナーを設置し、情報収集の利便性を図っている。

② サポーター交流会
・ポータルサイトを支えてくれるサポーターの交流会を開催した。
6月24日(火)相模川ふれあい科学館見学会
9月1日(月)9都県市合同防災訓練の視察会
12月17日(水)メガソーラー見学会
3月9日(月)どうなる近未来ロボット革命の受講
(合計計4回開催した。)

③ 市民への広報活動、利用促進活動
・団体ホームページコーナーの利用促進と内容改善のために、構築と更新についての説明会を市内において7回開催した(うち1回は台風で中止)。延べ参加者数は23名となった。
8月18日、19日 HP更新講座……6名
10月6日、13日 HP新規制作講座を予定したが、10月6日は台風のため中止。
13日は5名参加
3月9日 HP新規制作講座4名参加
3月15日、16日 HP更新講座8名参加

④ コンテンツの充実検討
・アクセス向上策の一環としての「子育てママ交流サイト」の実現に向けて、市内ですでに活動されている団体と交流しながら検討を進めている。

⑤ システムの改善
・SNSサイトのプラットホームを更新すること、HPや投稿のための基本ソフトをバージョンアップすることを前提に検討を進めている。次年度に実施できる計画である。これによって、スマホを含めた利用時の利便性と表現のアップグレードが図れるようになる見込みである。

2)企業・NPO・大学 パートナーシップミーティングin県央 の開催

① 事業趣旨(事業のねらい)
地域の課題を継続的に解決していく一助として、企業・NPO・大学を仲介にし、マッチングの機会を提供する「パートナーシップ支援事業」を県内中間支援組織と神奈川県が協働で進めている。今回は当団体が主体的に関わり、県央地域の企業とNPO・大学の新しいつながりを創出し、今後の関係構築にむけた第一歩を踏み出す機会とする。

② 事業内容
・開催日時  2014年8月4日(月)13:00~17:30 (開場12:30)
・開催場所  ユニコムプラザさがみはら セミナールーム2
・主  催  神奈川県
相模原市指定NPO法人さがみはら市民会議
・協  力  相模原市
・定  員 60名
・参 加 者 102名(NPO39、企業27、大学4、その他21、ファシリ11)
(事務局、関係者をのぞく)
・タイムスケジュール
13:00~ 基調講演
「BOOK・OFFだからできること」~「本」業を活かした社会貢献~
ブックオフコーポレーション(株)総務部チーフマネージャー
堀内美堅 氏
13:45~ パートナーシップ支援事業について(神奈川県NPO協働推進課)
14:00~ つながろう リレープレゼン(企業・NPO・大学等10者程度)
15:00~ つながろう会
16:20~ 交流会withマッチングコーナー

③ 事業の成果・
●協働の成果
・イベント当日は、定員60名を大きく上回る参加があり、盛況のうちに終了することができ、県央地区(相模原)でマッチングの機会を提供する事業目的を達成することができた。
・今回、さがみはら市民会議と県が協働することにより、県単独では参加の呼びかけが困難であった企業、NPO、大学等の参加が多くあり、また、対等な立場での協議によって、イベント内容に工夫を加えるなど、協働で事業を実施することによるメリットが発揮された。
●考察
・今回はほとんどの参加者が初参加であり、マッチングの前段階の「知り合うきっかけ作り」といった面で大きな意義があった。
・アンケートでは、基調講演、リレープレゼン、つながろう会のいずれも参加者の満足
度は高く、今後の継続開催に期待が持てそうだ。
・つながろう会で使用した自己紹介カードは、マッチングの基礎資料として、今後に
役立てることができる。
・県が事務局を担当してくれたことにより事業運営がスムーズに行えた。
・開催時期は8月上旬で適正だった。会場のユニコムプラザも、駅至近で使い勝手が
良かった。

③ 反省と課題
・今回は準備期間が短かった(2ヶ月程度)ため、基調講演者の選定などに時間がなかった。次回は3~4ヶ月前から準備できるとよい。
・基調講演は、できれば企業とNPOの相違点を理解し、協働の難しさや問題点、或いは成功事例等を熟知した講師を選定できるとよかった。
・基調講演は、本来中小企業で本業を通じたCSRを行っているところがよかったが、相模原ではなかなか見当たらない。ブックオフだとどうしても中小企業の方は、大企業で余裕があるからできると思ってしまう。
・最後の交流会は、マッチングブースを設置して場面転換するよりも、そのままの形で交流会とした方が、より密に交流できたかもしれない。

4 市民へのNPOに関する広報、情報収集と発信活動

1)会報の発行
本年度は会報を発行しましせんでした。

2)たすかるバンク運営会議
運営会議としては特別の活動はしなかった。登録状況は,サポートセンター報告記載のとおりです。

3)市民桜まつりへの参加
本年は、2日間参加いたしました。

4)ホームページによる広報活動
本年は、ホームページをリニューアルいたしました。

5)さがみはら市民活動フェスタの参加
本年は団体としては参加しなかった。

5.さがみはら市民活動サポートセンターの管理運営事業

サポートセンターの報告は,こちらをクリック!

6 その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

1)組織拡大活動
本年度の新入会員は、1名です。

以 上

 

 

 

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